【専門家が解説】失敗しない!ドッグフードの正しい選び方|愛犬に合うフードの見極め方とアレルギー対策
ワンちゃんのドッグフード選びにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
ドッグフードを正しく選ばないと愛犬の健康や成長に大きな影響を及ぼすため注意が必要です。
この記事ではペットショップでドッグフードの担当責任者を10年以上勤めた筆者が
ドッグフードの種類や正しい選び方、与える際の注意点などを紹介しています。
ワンちゃんに適したドッグフードを選ぶ参考にしてください。
〇ドッグフードの目的別の種類を知る
ドッグフードは種類によって明確に目的や与え方が異なります。
原材料の名称部分を確認すると一目でわかるようになっているのをご存知でしょうか?
名称に表記されている種類や与える目的を説明します。
一般的に表記されている名称は下記の通りになっています。
通常与えるものは総合栄養食のみですが、ワンちゃんの状態に応じて副食を一緒に与えることもできます。
間食はおやつに当たるので、表記にある生後〇ヶ月以上などの注意事項は守りましょう。記載されていないものは最低でも6ヶ月以上もしくは1歳以上になってから与えるのが良いでしょう。
療法食は腎臓病や尿路疾患など、特定の健康状態に配慮して栄養設計されたフードです。与える際は必ず獣医師に相談し、指導に従いましょう。
〇年齢に合わせたフードを選ぶ
ドッグフードは年齢に合わせ栄養価を変化させています。
特に注意が必要なのは子犬用のドッグフードです。
ワンちゃんの種類によって異なり、小型犬の場合は10ヶ月程度まで、中型犬では1歳、大型犬の場合は1歳半頃まで与えるのが良いとされています。
・容量や表記の与える量に注意
購入の際は大容量がお買い得に感じますが、封を開けてから1ヶ月程度で与えきるのが理想です。
ドッグフードは温度変化や湿度、紫外線に弱く、酸化すると風味や品質が低下します。開封後は袋の口をしっかり閉じ、高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。
給与量にも注意が必要で、記載の量は1日に与える量の製品が多くなります。1日2回食の場合は半分ずつ、3回食の場合は1/3ずつ与えるようにしましょう。
また、多くの種類は6ヶ月以降与える量が減る傾向にあるので、パッケージの給与量表を必ず月齢ごとにチェックする習慣をつけましょう。
〇総合栄養食ドッグフードの形状の違いについて
総合栄養食のドッグフードの中でも見た目の形以外に柔らかさなどの形状の違いがあります。
形状の違いについて
上記のように総合栄養食の中でも分かれていますが、基本的にはドライフードがおすすめです。
ワンちゃんが食べづらい子犬の時期や老犬の時期などはお湯でふやかして与えるのが良いでしょう。
〇原材料のタンパク質源の種類が重要
ワンちゃんの体を作るタンパク源も様々な種類があります。味の好き嫌いもあるのでワンちゃんの好みを覚えておくと良いでしょう。
【タンパク質の種類】
主なタンパク質として有名なのが以下の通りです。
ビーフ
チキン
ラム
鹿
魚…サーモン・タラ・マグロなど
その他にもターキー(七面鳥)や、ダック(鴨)などの鶏肉や、うさぎやカンガルーなどもあります。
副産物とミールの違い
ペットフードでよく聞く副産物とミールの違いはご存知でしょうか?
副産物とは内臓や肺、脾臓など、人間ではあまり食べられない部位を指します。必ずしも品質が低いという意味ではありません。
ミールとは肉や魚などの原料を加熱・乾燥し、粉末状に加工した原料のことです。
原材料の品質はメーカーによって異なるため、名称だけで判断せず原材料表示や製造方針も確認すると良いでしょう。
〇アレルギーの原因になる可能性も
近年増えているのがワンちゃんのアレルギーになります。少しでもアレルギーの症状が見られた場合はドッグフードが原因の可能性もあるのでその際の選び方を紹介します。
アレルギーが疑われる代表的な症状をチェック
飼い主が見極められる代表的なアレルギー症状は以下の通りです。
他にも様々なアレルギー症状があるので、心配であれば獣医師に相談をおすすめしています。
アレルギーは見えるところだけではなく、見えない内臓などにもどんどん負担をかけていくので注意が必要です。
次に対策方法を紹介します。
・アレルギーが出やすいタンパク質源を避ける
チキン
ビーフ
穀物
卵、乳製品
上記の原材料は人間同様アレルギーを起こしやすいと言われている食材になります。
アレルギー症状が心配な方は避けてみても良いでしょう。
・タンパク質源を知るために複数種含まれない物を選ぶ
見極めの方法としては確実に原因を知るために含まれているタンパク質源を1種類にすることが良いでしょう。様々な種類が含まれているドッグフードでは原因究明が難しくなります。
・グルテンフリーのフードを与えてみる
小麦などにアレルギーや不耐性が疑われる場合は、グルテンフリーのフードを試してみるのも一つの方法です。ただし、すべての犬に必要というわけではありませんので、愛犬の体調を見ながら選びましょう。
犬は適切に加熱・加工された穀物を消化することができます。ただし、一部の犬では小麦などの穀物にアレルギーや不耐性が見られる場合があります。
■おやつ選びも原材料をチェックしよう
おやつを選ぶ際も、できるだけ原材料がシンプルな商品を選ぶことがおすすめです。
「鹿肉のみ」「鶏ささみのみ」など、使用原材料が明確な商品はアレルギーの原因を把握しやすく、愛犬に合ったおやつを見つけやすくなります。
初めて与える食材は少量から試し、体調に変化がないか確認しながら与えましょう。